乗鞍駆けあがり合宿

'16.08.14

とうとう来ました、乗鞍高原です。チャリ部で来るのは20年ぶり以上か？

前回はなんと、まだまだ一般車両規制がなかった時代なんで、時代が違いすぎです。

大阪から一路乗鞍高原へ、6時間程度の旅をこなして、朝着。

ほんとはもう少し早くついて仮眠をとるスケジュールだったのに・・・

あれ朝ですね。

これはすでに波乱の予感、というかチャリ部でうまくいった試しはないのですよ。。

ロングドライブの疲労を色濃く残した面々。

仮眠取る？という状況はすでに過ぎ去って、朝日は暑いわ、人はうるさいわ。

寝れるはずもなく、朝食を貪る。。

「あ〜だるいわ、これから登るのか？正気か？？？」とか罵り合う。

当たり前だ。わざわざ大阪から500キロも夜中に走って、しかもこの晴天。

これから走らない方がどうかしてるぞ。

というメンバー紹介。H野コルナゴ。もういじるところ有りません。

何も変わらない良さもある・・・かもしれませんね。

T中ナカガワ。

F井ナカガワ。

あれ？ホイール変わりましたね。　なになに・・・・「落ちてたから付けてみた」

アホですか？ホイールなんて落ちてませんよ、普通。

レバーは無駄に電動ジュラですよね、Wレバーも付いてますね。どっちですか？

なになに・・・・「これも落ちてたから付けてみた」

アホを全力で通り越して

一周回って凡人には理解できないアッセンブリですね。

さすが20年以上趣味としてチャリに乗ると、そこらじゅうズレてくるのですね。。。

N村パナチタン。

いやにシンプルですな。シンプル過ぎて突っ込むところ有りません。

F井くんを見習わなければ。な。な！！！

ひとしきり遊んだら、やっとこさ出発！

序盤はね、楽しいんですよ。木陰も多くて涼しいし。序盤だけですけどね。。。

ちなみに後ろを走ってる青い人には、この後、中間地点位で前から挨拶されました。

うーむ、どんだけ遅いんでしょうかね。うちらは。

まだまだゲートにもたどり着いてないから余裕です。

おっ！奇跡的にまだ皆が固まって走ってますね。この辺りだけだったかな・・・

余裕ぶっこいてますが、途中で休憩できるくらいなんだから、もう少しまじめに走れっ！！！

余裕の隊列。奇跡だぁ〜

下界の方は森の中を走る感じで影も多くて走りやすいですよね。

それに比べて上の方は・・・馬の蹄コンクリートから上なんて酷いよね。。

まだまだ騒ぎながら走る余裕もあるってもんです。

そんなこんなでゲートに到着。

ここで大休止。って普通は「体があったまってきたので、ここからスタート！」なんでしょうが

うちらの場合は「イヤー頑張った、なんならここで引き返して風呂か？」みたいなノリ。

さて行きましょうかね。これからは本番ですよ。

昔はゲートなんてなくて、合宿で乗鞍高原でキャンプしつつ

夜中に行きたい奴で集まって上るっていう大胆なことをしてました。

さて、いざ森林限界のその先へ！

徐々に木がなくなっていく感じが面白いですね。

景色も最高だし、天気も最高です。

と気が付けばギアが無い！ギアが早々に無くなってます。

このまま頂上まで気合で行けるのか？？

位ヶ原山荘下のポイントで休憩。なんてとこだったろうかね？硫黄の匂いのする川があるところですね。

ここでH野氏倒れました、まぁ倒れたって言っても気持ちの問題なのでほおっておきましょう。

あ〜疲れた。しんどい。でも幸いに天気が良いので気持ちは最高です。

ここで半分くらいでしょうか。高度感としては1/3程度ですね。

木が無くなってくると登ってきた感満載ですが、この辺はまだまだ・・・

そう、まだまだですよ！！！

気を取り直して登ります。

この辺りに来ると、すぐにバラバラになってしまい一人旅。

一番元気があるのはN村。F井、T中、遅れに遅れてH野と続きます。

日ごろ乗ってないのに、いきなり2000mオーバーは厳しいです。

更に登って位ヶ原山荘。ここで休憩する人なんて居るのか？居るのです。

我らはがっつり休憩チームです。

さぁ何食べようかね？？？？食べるのか？走るんじゃないのか？？

と一悶着あって食べました。

何だっけ？団子セットみたいなガッツリのやつでしたね。

先を急ぐわけではないのでこれで良し。

そして更に登る。やることといえば登るだけです。

この辺りから森林限界を超えて低い木々しか生えておらず、従って遠くまで見渡せます。

困ったことに遠くまで、ほんとに遠くまで見渡せるのですよ。

「あ〜あんなところ走ってるぞ。。。。あそこまで登るのか？」

なんてネガティブにもなるってもんです。

でもね、カメラを向けられれば頑張ってしまうのもローディーの性です。

ガシガシ！！！踏むでぇ〜

↑踏んでいるマネですよ。もちろん、カメラ終われば止まるのか？と言わんばかりの速度に・・・・

N村踏む！ダンシングで踏む！！！

F井ギシギシ！！！

更にギシギシ！！！踏みまくり。ハンドルが軋むぜ。

皆結構しんどい中で踏ん張ってます。

アレですね、高度が高すぎて心肺がしんどいんですよ。

うわっ。結構登ってきましたな。

右に左につづら折りの道を登ります。あーもうすぐ雪渓ポイントですな。

このあたりの景色が、ザ・乗鞍って感じで最高です。

下を見るとすごい道ですね。あーバスが来た。

H野氏は視界に捉えることができず。うむかなり遅れてるな。。

と思ったらなんと！まさか！！！

歩いてます？サイクリング部がチャリを下りればただの人。

とうとう歩いちゃってます・・・・

あ〜ぁ。とうとうやってしまいましたか。

まいやいや、まさかね。何かの間違いでしょう。

府立高専サイクリング部OBにあって、坂道が辛いから歩く・・・なんて選択肢は無いはず。。。

ちょっと気分を変えて綺麗な景色を眺めつつ・・・↑

再度手前に目を移すと・・・・歩くなんて幻・・・？？

！！！ほんとに歩いてます。

しかもまだ歩いてる。しかもうなだれている。

どうした！H野氏。元部長歩く。モトブチョウアルク。。

そんなこんなで霧が出てきましたよ。とうとう頂上目前にして霧ですね。

あまりにも遅いので、先行してたN村が下ってきましたが、歩くH野氏を一瞥して

登り返していってしまいました。。。

しかし霧の中、頑張って走らないと逆に寒いですね。余計に体力を消耗しますよ。

なんとか騙し騙し登ってやっとこさ県境に到着。ここが頂上ですよ。いやぁ〜やりました。

とうとうやってやりました。到着ですね。

頂上のレストランでひとしきり栄養補給をして、小一時間だべった後に下ります。

極楽の下りですよ。我らが大好きな下りです。

登りはね、練習してないのでクソ遅い面々ですが、下りは結構早いのですよ。

昔取った杵柄・・・というのか、下りは早い。鬼早いですよね。皆さん。

・・・なんと、ほんとに早くて写真を撮る暇もなくビューんを下ってきてしまいました。

使用後写真。皆さんやった感満載ですな。

よく頑張りました。

あれ？終わりと思ったら何してます？

なんでも下りで調子が悪かったとのこと。少しエンド歪んでる？

N村ロードをF井がいじる。というかこの面子ならば誰でもいじれるんだけどね。

今回は何故か先輩F井が後輩N村ロードをいじる。悪びれる様子もなくN村待つ。。。

終わったロードはボンッ！と車にほりこんで、さぁ宿へ。

明日も使うからこれで良かろう。。。

なんだか↑混沌とした風景は部室の光景と重なりますね。

こんな感じだったなぁ〜懐かしい。

宿はスタート地点のすぐ脇でした。スキーで持っている感じの宿でしたが

意外にも？（失礼だ・・・）飯はうまかったです。

大満足だ。明日走るのか？微妙になってきましたな。

というか雨だったら確実に走らないな。これは。

あーだこーだと喋り倒して夜が更けていくのでした。

二日目。晴天。凄いな、凄い晴天で気持ち悪い。

昨日登った山頂が見えてます。

しかしよく登ったもんです。あそこまで。

今日はダラダラ走る日なので。ポタリングですね。

何処までも続く楽しい道を談笑しながら走るのは楽しいもんです。

時々アタックなどかましつつ、アホな話で盛り上がりつつ。

あれ？なんか頑張ってます？

意味もなくハイテンションではしゃいでるだけですね。

こんな道でも結局はターボです。しかもツインターボ。

これで良いのか部長よ。

この後適当に走って、適当に引き返してきました。

まぁ今日はリハビリラン？（リハビリするほど疲れたか？）なので適当に走るのですよ。

↑あの上まででしょ？いやよく登りましたね。

しかし凄い天気ですね。こんな日はなかなか無いですよ。

↓楽しむF井。無駄にフルブレーキをしてタイヤをいじめて楽しむ遊びです。

ビー！！！ってロックして笑う遊びです。

ハイキングのおじさんと談笑もしました。「うおっ！これ高そうやね兄ちゃん。」

「やっぱりお値段も高いのか？」「まぁ車一台分ですかね、軽いですよ8キロかなぁ〜」

・・いえいえ、車一台もしないし、8キロだったら普通の重量です。

騙されてますよ〜おじさん達。

↓もう走るのも忘れて景色を堪能。

もやはその派手なジャージは必要ないのでは？というレベルです。

ひとしきり遊んだらデポ地に帰りましょう。

帰りはさらに極楽な下り道。この辺りは車も来ないし、サイクリングロードか？と見間違う位ですね。

高原・バカンス・府立高専。

最後はその辺でそばを食べて終了。お疲れさまでした。

これから大阪までロングドライブ。

しかも大人3人フォレスター。

頑張れ〜♪

そして大阪まで帰って行ったのでした。

では来年もやりましょうな。