八ヶ岳紀行 '03夏

 

 

ゴールデンウィークという事で、「ちょっと八ヶ岳まで・・」
をテーマに旅立ちました。地図を見るとR20を一直線。
ふむ、八ヶ岳とはすぐそこだな・・・・なんて血迷ってしまった。
←今回の装備
チャリ:ランドナー10年物の北海道専用(自称)
テント:ダンロップ 、シュラフ:モンベル
ストーブ:ホエーブス725 、銀マット 
コッヘル;スノーピーク 、輪行袋 、ポンチョ
服 、食料(米、缶詰、乾物) 、水
R20府中本町を10時に通過し、ひたすら西へ・・
ゴールデンウィークということもあり、すごい車。河口湖あたりにでも
行くのかな。。などと考えながら車の横をすり抜ける事2時間。
相模湖を過ぎると一気に田舎へ。R20もなかなかいい感じです。
しかし荷物が重い。。。久しぶりのフル装備は40kgオーバーで
運動不足の体には重すぎる。
ひたすら北上、しかし車も少なくて走りやすい。
本州ではあんまりキャンピングスタイルで走ってる人は
少ない為、車からは時々声援等も・・・
まぁ、20後半のおっちゃんとは誰も思わんのでしょうな。
途中たくさんのライダーと挨拶。。お決まりの
親指立てのポーズが全国共通。やっぱいいですな。
大月を過ぎ峠を越えると山梨県に突入。
峠からは一面のブドウ畑が見渡せた。。
ブドウ畑には2種類あり、このような屋根以上ありそうなものと
従来の背丈程度のもの。山間には背丈程度の物が多く、
平野部分にはこっちの物が多く見られた。
とりあえず、こここまで5時間程度。特に不具合無し。ただタイヤが・・・
今日は快晴。
ブドウ畑ごしに見上げる空は青く高く続いていた。。
そうそう、タイヤが・・・・・ヤバイのですよ。
1年以上部屋のオブジェと化していた我が「北海道専用チャリ」は、
タイヤサイドがやばいくらいにボロボロなのですな。
こんなタイヤで40Kgオーバーの荷物に耐えれるのか不安。
pm4:00甲府着。
これ以上北上すると銭湯がありそうな街がなくなると思ったので、
今日はここらで終了することに。。。。
暇なので甲斐善光寺へ。とりあえず1時間程本堂でボケッとしてみる。
この後、銭湯を探し出し、スーパーで夕食の買い物。
聞き込み調査の結果、本日の宿は運動公園に決定。
トイレ、灯り完備、しかもタダ!!。。。まぁキャンプだから当然か。
次の日は甲府から韮崎を通過し、清里、野辺山、八ヶ岳へ
韮崎よりなだらかに傾斜が続き、道は八ヶ岳へ続いている。
果てしない上り坂は日ごろの生活不摂生の体をもろに直撃。。
・・・・こんなに荷物持ってくるんじゃなかったなぁ〜なんて
一人でブツブツ言いながらひたすらペダルをこぐ!!!
そういえば、高専時代はこんな所を20人くらいで走ったけ。。。。
途中、こいのぼりの大群を見つける。
谷あいに何百匹ものこいのぼりが突然姿をあらわした。
おかげで道はすごい渋滞。車の人はのんびり見ることも出来ないのか
かわいいそうに・・・・・などと考えながら、のんびり大休止。。
この後、ちょっと先の清里でも大休止。今度は牧場でアイスクリーム
をほおばる。今日は休憩の方が多いのでは・・・・・・
まぁ急がず慌てず、ゆっくりと景色を楽しもうじゃないか!!!!!
野辺山到着。
学生時代から来てみたかったのですよ。。「JR日本最高地点」。
来ようと決めてから、かれこれ8年くらい経ちましたが、念願達成。
なんだか、ここは宗谷岬に雰囲気が似てます。
写真を撮るために並ぶ人、ここでもアイスをほおばる人、記念撮影の
ライダー集団。そして一人みすぼらしい格好の自転車野郎。。
ここの電車はゆっくりのんびり走るわけでもなく、すごい特急列車並み
のスピードです。あんまり情緒無し、せっかく2両のディーゼルなのに・
八ヶ岳はあいにく曇り。
仕方がないので、やることもないし帰ることに。
八ヶ岳高原ラインは何故か無料。。確か金を取るんじゃなかったっけ?
一気に下界へ下る道は爽快そのもの。
最高ですな。
最高。
うむ。
。。。さてどっから電車に乗るかなぁ〜。
今回の旅は小淵沢で終了。
ここから東京まで電車で5時間弱。
電車で5時間を自転車で2日間ってのは、なかなか有効的な
時間の使い方じゃないですかね。。
時間が長いだけ情報量が多いですし。たぶんそれは地元の
おばちゃんとの会話だったり、車から手を振ってくれる人との
コミュニケーションだったり、ちょっとした路地にいるネコ
だったりするんだと思います。
たまには流れの遅いところを歩いてみたり
するのもいいんじゃないですかね。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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